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特定地域づくり事業協同組合 茶のまち川根(島田)、静岡県内初認定

 静岡県は、過疎地域などの担い手確保に取り組む「特定地域づくり事業協同組合」に、島田市川根地区の「茶のまち川根事業協同組合」を県内で初めて認定した。1月31日付。
 同制度は、人口が急減する地域で、地域内の短期の仕事を組み合わせて年間を通じた仕事を創出し、組合で雇用した担い手を組合員の事業所などに派遣することで、安定的な雇用と担い手確保の実現を目的としている。
 複数の業種の組合員で構成する組合を知事が認定する。認定された組合は、本来は許可が必要な労働者派遣事業を届け出のみで実施でき、国や地元自治体から運営費の半額の財政支援が受けられる。2023年末時点で全国97市町村の94組合が認定されている。
 茶のまち川根事業協同組合は茶業や農林業、製造業、電気工事業など10事業者が組合員となり、地場産業の継承や地域活性化を目指す。既に労働者派遣事業の届け出を済ませ、同地区で働く「マルチワーカー」2人の募集を始める。

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