テーマ : お茶・茶況

茶況(6月24日)富士は500円台半ば中心 静岡市中 県産二茶

 静岡市中の県産二茶は各地から荷が届き、前日から10円ほど下げて600円前後から500円台半ばで取引された。盛期の富士は500円台半ばが多い。
 県中西部からの持ち込みは少なく、静岡茶市場が休場するなど問屋街は静かだった。二茶の商いをほぼ終えたあっせん業者は「飲料関連以外の買い気は総じて強くなかったが、取引数量が少なかったことで相場は保たれた」と話す。

 藤枝 生産者は週末に摘採した分を26日の取引に持ち込む。週明けには二茶の生産がほぼ終了する。

 島田、金谷、川根 JA大井川川根工場には5口2788キロが上場し、600円台半ばが中心か。川根地域の二茶生産は週明けにおおかた終わりそう。

 榛原、相良 二茶を終えた相良地域の生産者の一人は「天候不順に加えて歩留まりの悪さも目立った」と話す。

 掛川、小笠 掛川茶市場には7口6474キロ上場し、1230~520円で取引された。高値はかぶぜ。平均価格は576円。15~5円の小幅な下げ。

 袋井、森 生産を終えて茶園の管理作業を進めているという森町の農家は二茶について「気温が上がらず生育に影響が出るなど、天候に振り回された」と話す。

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