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茶況(10月17日)伊久美の茶 演劇で紹介 島田

 幕末から明治期における島田市伊久美の茶の発展を描いた演劇「ジャパンティー物語」が15日、同地区の醸造所兼販売所「193 VALLEY BREWING」で公演された。

幕末から明治期における島田市伊久美の茶の発展を描いた演劇「ジャパンティー物語」=島田市の醸造所兼販売所「193 VALLEY BREWING」
幕末から明治期における島田市伊久美の茶の発展を描いた演劇「ジャパンティー物語」=島田市の醸造所兼販売所「193 VALLEY BREWING」

 演劇は8月に伊久美に移住した仲田恭子さんが主宰するアートひかりが、西野真さん著「大井川連環の譜―近代日本茶物語」を基に制作した。江戸時代に駿河と遠江の2カ国の農民が茶問屋を訴えた「文政茶一件」から、川根茶の先駆者として知られる坂本藤吉が奮闘し、川根茶が世界で販売されるに至るまでの物語を、音楽やダンス、落語を交えて披露した。
 仲田さんは「茶に対する村の熱量が感じられる作品。今後も各地で講演していきたい」と話した。
 (島田支局・白鳥壱暉)

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