テーマ : お茶・茶況

茶況(1月26日)会員が初もみ、茶業発展祈願 袋井の保存会

 袋井市茶手揉(てもみ)保存会(鈴木せつ子会長)はこのほど、新春恒例の初揉会を同市岡崎の茶ピアで開いた。会員約10人が初もみを行い、茶業発展を祈願した。

(提供写真)初もみを行う会員=袋井市の茶ピア
(提供写真)初もみを行う会員=袋井市の茶ピア

 ベテランの会員を中心に、葉の水分を減らす「葉振い」や、形状を整える「転燥揉み」などの技を確認。市内の茶園で摘採し、蒸して冷凍保存していた昨年の一番茶を焙炉(ほいろ)と呼ばれる加温した台を使い、約5時間かけて香り高い手もみ茶に仕上げた。
 手もみ茶は1人当たりの生産量が1日わずか500グラム程度と希少。会員の技術向上や手もみ技術の伝承を目的に開催している。
 (袋井支局・北井寛人)

いい茶0

お茶・茶況の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞