テーマ : お茶・茶況

茶況(7月2日)炭疽病に要警戒 7月の病害虫予察報

 静岡県病害虫防除所は7月の病害虫発生予察情報で、炭疽(たんそ)病やもち病、輪斑病への警戒を呼びかけている。6月中旬の巡回調査で、発生率が平年より高かった。
 例年、炭疽病が発生する茶園では防除を2回行う。輪班病は、摘採や整枝などによる傷口から発病するため、速やかに薬剤を散布する。

 藤枝 生産者は高温多湿による炭疽病や輪斑病の発生を警戒し、防除など茶園管理を入念に進めている。

 島田、金谷、川根 天候に恵まれ、農家は茶園管理作業を再開した。指導機関は炭疽病やもち病を懸念し、こまめな巡回を呼びかける。

 榛原、相良 夏季イベントの開催が各地で見込まれる中、茶業関係者は「新規開拓の好機と捉えて積極的に動いていく」と話す。

 掛川、小笠 生産者は二茶が終了し茶園の管理作業を進める。指導機関は熱中症に注意するよう呼びかけている。

 袋井、森 森町の生産者は二茶について「序盤は雨が多く、摘採計画を立てるのが難しかった」と振り返った。
 

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