テーマ : お茶・茶況

茶況(9月29日)350~340円台で取引 静岡県産、秋冬番茶

 静岡市中の静岡県産秋冬番茶は初倉、榛原、坂部、勝間田、磐田などの荷が取引された。早場所の初倉は生産を終えた工場も出てきた。相場は前日より5円下げの355~345円での手合わせが中心。
 あっせん業者は「買い手は多くないが、取引はスムーズにいった。値動きのペースも平年並み」と話す。
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 県病害虫防除所は10月の病害虫発生予察情報でチャハマキへの警戒を呼びかけている。平年より気温が高く発生が増える予報で、被害があれば摘採・整枝後の早期防除が必要。

 週明け生産本格化 袋井、森
 袋井市、森町の各地で秋冬番茶の生産が始まった。週明けに本格化の見通し。JA担当者によると、生産開始時期は例年通り。品質も安定しているという。
 摘採は10月半ばごろまで続くとみられる。生産を週明けに見据える茶生産者は「需要が見通せず、数量は減らすことになる」と話す。
 (袋井支局・北井寛人)

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