テーマ : お茶・茶況

茶況(6月25日)種子島三茶を今週取引 静岡市中

 静岡市中で26日ごろから鹿児島県種子島産三茶の取引が始まる。7月上旬から中旬には同県本土物の見本も届く見通し。市中の中堅問屋は「水色に優れた品を手当てしたい」と話す。
 25日の県産二茶取引の数量は少量にとどまった。26日は東部を中心とした入荷がある予定で、あっせん業者は「飲料関連の需要が底堅い。富士は終盤まで500円台の取引が続く」と語る。

 藤枝 JA大井川藤枝工場は7月下旬から始まる「ひまわりセール」に向けてチラシを作成している。帰省者を狙い、需要が落ち込みやすい夏場の売り上げを伸ばす。

 島田、金谷、川根 JA大井川金谷工場には6工場から6口2738キロが上場し、600~400円台で取引された。同川根工場には10口3667キロが持ち込まれ、中心は500円台後半とみられる。

 榛原、相良 二茶取引について市内生産者の一人は「ドリンク関連の買い支えがあり、中盤以降は緩やかな下げが続いた」と振り返った。

 掛川、小笠 掛川茶市場は日曜のため休市。26日で多くの取引が終了する。生産者は「二茶の期間は雨が多く計画通りに摘採が進まなかった」と振り返る。

 袋井、森 袋井ではかぶせなど一部を残して二茶の取引がほぼ終了した。生産者は工場の清掃や茶園の更新作業を進めている。茶業関係者によると、一茶に続いて二茶も減産の見込みという。

いい茶0

お茶・茶況の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞