テーマ : お茶・茶況

茶況(8月17日)菊川・T-1グランプリ 「茶ンピオン」に伊藤さん(加茂小6)

 菊川市茶業協会は17日、児童が茶に関する知識や技術を競う「T-1(ティーワン)グランプリ」を同市役所東館プラザきくるで、4年ぶりに開いた。市内の3~6年の児童約50人が出場し、伊藤悠夏さん(加茂小6)が最高位の「茶ンピオン」に輝いた。

児童が茶に関する知識を競うT―1グランプリ=菊川市役所東館プラザきくる(同市提供)
児童が茶に関する知識を競うT―1グランプリ=菊川市役所東館プラザきくる(同市提供)

 児童は茶の歴史や成分、効用を○×形式で問う筆記試験のほか、入れ方を審査する実技に挑み、合計点を競った。児童は事前に配られたテキストを参考に勉強して臨んだという。伊藤さんは「緊張したけれど、優勝できてうれしい。お母さんに問題を出してもらって練習した」と喜んだ。
 同協会の坪井正守副会長は「菊川市は深蒸しの発祥地。おうちでもたくさん飲んでほしい」と話した。
 (掛川支局・山本萌絵佳)

静岡茶市場 県外四茶、取引終了
 静岡茶市場に鹿児島県本土物四茶が約1万1000キロ上場した。入荷は盆休み前の9日以来で、今期の静岡県外産四茶取引の最終日となった。
 品種はさえみどりやゆたかみどり。400円台半ばを中心に取引された。茶市場の取引担当者は「鹿児島四茶は数量こそ前年より少なかったが、終盤まで品質がよく、ドリンク関連業者を中心に引き合いも堅調だった」と振り返った。

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