テーマ : お茶・茶況

静岡県内企業 都内で商品PR ものづくり、食品観光520社・団体 22日まで商談会

 静岡県内9信用金庫を含む全国の信金組織によるビジネスマッチングイベント「よい仕事おこしフェア」が21日、都内の東京ビッグサイトで始まった。原材料価格高騰など中小企業を取り巻く経営環境が厳しい中、商談機会を提供して販路拡大を支援する。22日まで。

県内関係企業・団体のブースも並んだよい仕事おこしフェア=21日午前、都内
県内関係企業・団体のブースも並んだよい仕事おこしフェア=21日午前、都内

 ものづくり、食品、観光の分野で、各金庫と取引や連携のある約520社・団体がブースを並べ、県内企業も来場者へ活発に売り込んだ。沼津市のニチワは特許技術を持つ空気梱包(こんぽう)材や、新たに開発した防災用品を展示した。阿部留松社長は「新規顧客の掘り起こしやニーズの把握をしたい」と話した。
 牧之原市のまきのはら活性化センターと同市に製茶工場があるいなば園は共同で出展し、牧之原産の茶葉で作り上げた黒ウーロン茶などを紹介。試飲で振る舞い、市のふるさと納税の返礼品になっていることもアピールした。同社の担当者は「普段はネット通販が中心なので、こうした対面での場を通じて認知拡大を図れれば」と意気込んだ。
 県は来春に開催される浜名湖花博2024のパンフレットや花の種を配り、来場を呼びかけた。ふじさん駿河湾フェリーは海上からの富士山の眺望や、5月に始まった観光誘客プロジェクト「黄金KAIDO」といった魅力を発信した。
 最終日は午前10時から午後4時まで。入場無料。
 (東京支社・関本豪)

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