テーマ : お茶・茶況

茶況(7月5日)清水の二茶 最終盤 静岡茶市場

 静岡茶市場に最終盤の清水の二茶が上場した。県産二茶の生産は来週、完全に終了する見通し。
 鹿児島県本土物三茶は約7000キロ入荷した。ドリンク関連業者が仕入れを続けている。
     ◇
 静岡市中には富士の二茶が少量入荷した。あっせん業者は「各地で台ならし番茶の生産準備が行われているが、収量は伸びない」とみる。

 鹿児島県茶市場(キロ・円)
 ▽煎茶上場 23,285キロ
          606~155(平均380)


 藤枝 茶商の一人は二茶について「後半から値が安くなったが、コワ葉化が進んだものは買うのを控えた。全体的には例年通り順調に仕入れた」と振り返る。

 島田、金谷、川根 川根本町水川の道の駅「フォーレなかかわね茶茗舘」で川根紅茶かき氷の販売が始まった。夏季限定。

 榛原、相良 今季の生産を終えた一部の茶農家は、県外の販売会に出向くなど販路拡大に余念がない。出店者の一人は「売上は上々。試飲が問題なく実施できるようになったことは大きい」と話す。

 掛川、小笠 掛川茶市場の二茶の取扱数量は4日現在、36万2058キロだった。前年対比93・4%と減産の傾向だった。

 袋井、森 袋井市内の茶業関係者は「夏にかけてキャンペーンの企画やイベントへの参加などを通じて販路拡大に努める」と話す。

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