テーマ : お茶・茶況

御前崎の浜岡北小で茶手もみ教室 伝統技術に触れ、おいしく味わう

 御前崎市の浜岡北小で20日、茶手もみ教室が開かれた。総合的な学習で地域の茶産業を学ぶ3年生約20人が伝統技術に触れた。

講師(右)の助言を受けながら茶手もみ体験する児童=御前崎市の浜岡北小
講師(右)の助言を受けながら茶手もみ体験する児童=御前崎市の浜岡北小

 講師は同市茶手もみ保存会のメンバー3人が務めた。茶葉は4月に収穫し、蒸して冷凍保存していた「やぶきた」を使用。児童らは加温したもみ台「焙炉(ほいろ)」の上で、両方の手のひらをこすり合わせながら茶葉の形状を整える「もみ切り」や「こくり」と呼ばれる作業に挑戦した。引き立つ茶葉の豊かな香りも楽しんだ。
 茶手もみを初体験した鈴木乃唯さん(9)は「熱くて手の使い方が難しかったが、もみ方にそれぞれ意味があることを知った」と話した。子どもたちは仕上げた茶葉を使って茶を入れ、おいしく味わった。

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