テーマ : お茶・茶況

茶況(1月6日)茶業の発展を祈願 会員14人が初もみ 袋井市保存会

 袋井市茶手揉(てもみ)保存会(鈴木せつ子会長)は、新春恒例の初揉会を同市の茶ピアで開いた。会員14人が初もみを行い、茶業発展を祈願した。

初もみを行う会員=袋井市の茶ピア
初もみを行う会員=袋井市の茶ピア

 会員の技術向上を目的に毎年開催している。昨年同市で摘採したやぶきた、きら香の計約7キロを丹念にもみ込んだ。葉の水分を減らす「葉振い」や、形状を整える「転燥揉み」などの技を確認し、香り高い手もみ茶に仕上げた。完成品は大場規之市長らに贈る予定。
 鈴木会長は「昨年は県大会で初めて優勝し、努力が報われた年だった。これを励みにして若い世代への技術の継承に取り組んでいきたい」と話した。

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