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掛川城天守復元30周年記念事業 委員が内容検討

 2024年4月に天守復元30周年を迎える掛川城の記念事業実行委員会の第2回がこのほど、掛川市役所で開かれた。三浦正幸広島大名誉教授が掛川城を含む市内3城の特徴について講演したほか、委員が事業の内容について意見を出した。

掛川城の天守復元30周年の記念事業について話し合った委員会=掛川市役所
掛川城の天守復元30周年の記念事業について話し合った委員会=掛川市役所

 三浦名誉教授は市内には掛川城のほかに、高天神城と横須賀城があるとし「有名な城が三つもある市町村はない」とそれぞれの城を解説した。掛川城は室町時代の城を江戸時代まで存続させているため、くるわが小さく東海地方の典型的な城であると説明。高天神城は周りが急斜面のため守りが堅固、横須賀城は1万人以上の収容人数があるため攻めるには人数が必要であるとそれぞれの特徴を述べた。
 事務局は秋にメインイベント、春にキックオフイベントを開く方針を説明。委員はフォトコンテストの実施方法に意見したり、徳川家康の側室、西郷の局の生誕地であることから着物の女性による行列の開催を提案したりした。

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