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空き店舗活用 商店街活性 島田掛川信金と掛川のNPO 協定締結

 島田掛川信用金庫と掛川市のNPO法人かけがわランド・バンクはこのほど、商店街の空き店舗活用を目的にした協定を締結した。両者と協定を締結済みの市を加えた3者で連携して、中心市街地の活性化に向けたプロジェクトを推進する。

協定を締結したかけがわランド・バンクの丸山理事長(中央)と島田掛川信用金庫の千葉理事長(右)=掛川市亀の甲
協定を締結したかけがわランド・バンクの丸山理事長(中央)と島田掛川信用金庫の千葉理事長(右)=掛川市亀の甲

 同法人が空き店舗オーナーから格安で物件を借り受けて、改装を施す仕組み。改装後の物件は希望者に賃貸して、改装費用を家賃収入として回収する。オーナーにとって、改装に投資することなく店舗を活用できるメリットがある。同信金と市は情報提供や相談業務などで協力する。
 協定締結式で、同法人の丸山勲理事長は「活動の中心が、不良物件除去から活性化に向けた利活用に変わった。歩みを確実に進めていく」、同信金の千葉靖史理事長は「3者の知見を生かして新たな出店と活性化、関係人口の増加につなげたい」とそれぞれ話した。同席した石川紀子副市長は「全国の自治体の手本になる成功事例にして、日本全体にインパクトを与えたい」と期待を込めた。

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