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創作のおもしろさ伝える 児童文学作家・小川さん講座 掛川工高

 掛川市の掛川工高でこのほど、同市の児童文学作家、小川雅子さん(56)の講座が開かれた。児童文学のおもしろさや創作の現場を伝えた。文芸部の生徒8人が参加した。

デビュー作を手に出版を振り返る小川さん=掛川市の掛川工高
デビュー作を手に出版を振り返る小川さん=掛川市の掛川工高

 小川さんは2020年、ポプラ社から「ライラックのワンピース」を出版してデビューした。何度も作品を応募した経験を振り返り「児童文学によって諦めない心や能動的に立ち向かう力がついた」と強調。「書くことは考えること」と話し、執筆の仕方を語った。自身の作品が使われた中学入試も紹介し、参加者が問題に挑戦した。
 講座は文化部活動に外部指導者を派遣する県教委の「文化の匠」高校派遣事業の一環。小川さんも所属する文芸グループ「ほんわかブッククラブ」の会員が来年1月まで、全15回講座を行う。

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