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学校再編 市民と考える 掛川市教委、8月に意見交換会

 掛川市教育委員会は19日、学校再編計画の策定に向けた市民との意見交換会を8月に開催する方針を示した。中学校区を一つの学園と見立てる「学園化構想」と小中一貫教育の推進を柱に据えた計画案に反映させる。11月までの策定と公表を目指す。
 同日の市議会全員協議会で市教委の山梨実教育部長が説明した。意見交換会は市内9中学校区で開催し、地域代表と児童の保護者らで構成する。話し合いの円滑化を促すファシリテーターを活用し、各校区で5、6人の小グループを複数つくって幅広い世代の意見を吸い上げたい考え。
 学校再編は市政の重要課題の一つ。山梨部長は「教育的効果だけでなく、まちづくりや地域コミュニティーにも配慮する。若い人も本音で語れる場にしたい」と述べた。
 市教委は2020年1月と22年1月の2回、園児と児童の保護者を対象に実施したアンケート結果も示した。新型コロナウイルス感染拡大で密集を避ける意識が高まったことを背景に、少人数学級を理想とする保護者の割合が増えた。
 

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