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山本篤選手「挑戦が大切」 パラリンピアン母校 掛川和田岡小で講演

 東京パラリンピック陸上男子走り幅跳びで4位入賞した山本篤選手(41)が25日、掛川市の母校・和田岡小で講演し、全校児童158人に挑戦することの大切さを伝えた。「好きなことを探す。新しいチャレンジをする。この二つをやってほしい」と呼びかけ、前に踏み出す気概を求めた。

児童と一緒に体を動かす山本選手=掛川市の和田岡小
児童と一緒に体を動かす山本選手=掛川市の和田岡小

 山本選手は小学生の頃は野球、中学と高校ではバレーボールに打ち込んだ経歴を紹介した。現在はトライアスロンやゴルフなど多彩なスポーツに親しんでいるとした上で「挑戦を続けて自分の可能性がどこにあるのか探ってきた。一歩踏み出せば、より楽しい人生につながる」と強調した。
 3年生以上を対象に実技指導も行った。姿勢を安定させる腕の振り方、効果的なアキレス腱(けん)の使い方などを丁寧に指南し、一緒に体を動かした。
 山本選手の母校訪問は、一流選手を学校に派遣する県教委の「オリンピック・パラリンピックレガシー教育推進事業」の一環。

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