テーマ : お茶・茶況

夜の茶摘み、幻想的 掛川に100人 サックス演奏も

 掛川市の掛川茶振興協会は6日夜、恒例の「月夜の茶摘み会」を同市五明の茶園で開いた。あいにくの曇天で満月は望めなかったが、参加者はランタンと竹灯籠の明かりに照らされた茶園で丁寧に茶の新芽を摘み取った。

ランタンの明かりに照らされた茶園で収穫を楽しむ参加者=掛川市五明
ランタンの明かりに照らされた茶園で収穫を楽しむ参加者=掛川市五明

 公募に応じた県内外の約100人が、さわやかな茶葉の香りに包まれながら夜の収穫を楽しんだ。今季は摘採のタイミングが合った「おくひかり」の有機栽培茶園355平方メートルが会場。浜松市を拠点に活動するサックス奏者依田隆さん(袋井市出身)が仮設ステージで演奏し、非日常の空間を演出した。
 「満月の夜に摘んだ茶はおいしい」とのうわさを元に、2009年に始まったイベント。呈茶と茶菓子のサービスもあった。摘んだ葉は生産者団体が製茶加工した上で後日、参加者に発送する。

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