テーマ : お茶・茶況

新茶やおむすび 味わって 静岡駅地下に企画カフェ 120万円の希少茶も呈茶

 静岡市は27日、新茶をテーマにした企画カフェをJR静岡駅北口地下広場「しずチカ」で始めた。5月30日まで、茶とおむすび、菓子のセットメニューを通じて、市特産の茶の魅力や多様な食文化を発信する。

お茶を気軽に楽しめる喫茶スペース=静岡市葵区
お茶を気軽に楽しめる喫茶スペース=静岡市葵区

 静岡茶商工業協同組合(市茶商)が運営する「しずチカ茶店一茶」の外に喫茶スペースを設け、静岡茶発祥の地である足久保産の新茶をホットやアイスで売り出す。市内産の茶と飲食業者らが考案したおむすびの組み合わせメニューのほか、県菓子工業組合青年部の協力で出品される和菓子などとのセットも販売する。いずれも500円で、曜日によって内容は異なる。
 茶農家がつくる両河内茶業会(同市清水区)が育て、静岡茶市場初取引で1キロ当たり120万円の最高値が付いた希少な茶「高嶺の香(はな)」も数量限定で呈茶する。菓子付きで3000円。
 午前10時から午後7時。24日のみ休業する。市シティプロモーション係の担当者は「新茶を気軽に楽しんでもらう機会にしたい」と話す。

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