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新型コロナ感染、ピーク越えか 前週比0・63倍、全国で減少

 厚生労働省は29日、全国約5千の定点医療機関が18~24日に報告した新型コロナウイルスの新規感染者数が5万4346人で、1医療機関当たり11・01人だったと発表した。前週比0・63倍で、全都道府県で減少した。前週比減は3週連続で、厚労省担当者は「全国的に流行のピークを越えた可能性がある」と話している。

厚生労働省
厚生労働省

 都道府県別で1医療機関当たりの感染者数が多かったのは、愛知16・61人、岐阜15・24人、茨城14・53人。少なかったのは山形7・30人、香川7・83人、福井8・23人。新規入院者数は7685人で、前週比0・77倍だった。
 また厚労省は29日、死亡診断書を基に集計した7月の新型コロナ関連死者数が2460人だったと明らかにした。6月よりも800人以上増えた。担当者は「感染者数の増加に伴い、同じような割合で死者も増えた」と説明している。

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