テーマ : 新型コロナ・全国

照ノ富士が軸、霧島らも期待 名古屋場所が9日に開幕

 大相撲名古屋場所は9日にドルフィンズアリーナで始まる。2場所連続9度目の制覇を狙う横綱照ノ富士が優勝争いの軸。新大関霧島や大関昇進を目指す豊昇龍、大栄翔、若元春の3関脇の奮闘にも注目が集まる。大関貴景勝は両膝の負傷で初日から休場する。

大相撲名古屋場所の開幕を前に、ドルフィンズアリーナで営まれた土俵祭り。前列左から2人目は日本相撲協会の八角理事長=8日、名古屋市
大相撲名古屋場所の開幕を前に、ドルフィンズアリーナで営まれた土俵祭り。前列左から2人目は日本相撲協会の八角理事長=8日、名古屋市

 8日午前には会場で土俵祭りが営まれ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)や審判部の親方らが出席。15日間の安全を祈願した。力士は新型コロナウイルス感染対策のため参加しなかったが、抽選で選ばれた相撲協会ファンクラブの会員30人が見学した。
 名古屋場所の出羽海担当部長(元幕内小城ノ花)は開幕を控え「ファンの声援が力士の力になり、熱戦を繰り広げる。多くの方に楽しんでいただきたい」と話した。前例のない3関脇の大関同時昇進について「絶対とは言えないが、楽しみ」と期待した。
 昨年と同じく観客数の制限を設けず、通常開催で実施。出羽海担当部長によると、8日時点で入場券が売れ残っている日があり、当日券も販売するという。

新型コロナ・全国の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞