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WHO、コロナ警戒訴え 中東、アジアで死者増

 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は6日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症について、中東やアジアの一部で死者数が増加していると指摘した。北半球で冬を迎えるのを前に「懸念される傾向が続いている」とし、警戒を怠らないよう呼びかけた。

世界保健機関(WHO)のロゴ(AP=共同)
世界保健機関(WHO)のロゴ(AP=共同)

 テドロス氏は、WHOに死者数を報告しているのは43カ国のみで「データは限られている」と説明した。入院に関する情報提供は20カ国にとどまるが、WHOの担当者は「現在、数十万人がコロナで入院している」と推定した。
 テドロス氏は世界中で支配的な変異株はないとする一方、オミクロン株派生型「EG・5」が増加傾向にあると述べた。

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