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ワクチン秋接種、きょう開始 コロナ改良型、全ての人対象

 新型コロナウイルスのオミクロン株派生型「XBB・1・5」に対応した改良型ワクチンの秋接種が20日、始まった。生後半年以上の全ての人が対象となり、期間は来年3月31日まで。費用は無料で、前の接種から3カ月空けなければならない。厚生労働省は重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患のある人に積極的に接種を呼びかける。

クリニックで新型コロナの改良型ワクチンを接種する男性=20日午前、東京都港区
クリニックで新型コロナの改良型ワクチンを接種する男性=20日午前、東京都港区
厚生労働省が入る中央合同庁舎=東京・霞が関
厚生労働省が入る中央合同庁舎=東京・霞が関
クリニックで新型コロナの改良型ワクチンを接種する男性=20日午前、東京都港区
厚生労働省が入る中央合同庁舎=東京・霞が関

 東京都港区のクリニックでは、接種の様子を公開。
 ワクチンの配送状況に応じて、21日以降に始まる地域もある。接種券の送付対象は自治体によって異なり、申請が必要なケースもある。インフルエンザワクチンの同時接種も可能。
 ワクチンは主にファイザー製とモデルナ製。国内では新たな派生型「EG・5・1」が流行しているが、国立感染症研究所は「ワクチンの有効性が低下するという報告はない」としている。
 無料の「特例臨時接種」は来年3月末で終了予定。4月以降は自己負担が生じる可能性がある。厚労省は「定期接種」への切り替えも検討しており、65歳以上の高齢者ら高リスク者を対象に、秋から冬にかけて年1回とする方向で議論を進めている。

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