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羽田第2国際、7月19日に再開 コロナ禍で閉鎖、3年ぶり

 羽田空港のターミナルビルを運営する日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルは22日、新型コロナウイルスの感染拡大で、開業直後の2020年4月から閉鎖していた第2ターミナルの国際線施設を、7月19日に再開すると発表した。再開は約3年3カ月ぶり。

羽田空港第2ターミナルの国際線施設=2020年4月
羽田空港第2ターミナルの国際線施設=2020年4月
羽田空港第2ターミナルの国際線施設=2020年3月
羽田空港第2ターミナルの国際線施設=2020年3月
羽田空港第2ターミナルの国際線施設=2020年4月
羽田空港第2ターミナルの国際線施設=2020年3月

 両社は、コロナの感染症法上の位置付けが5月8日から5類に移行したことなどから、今夏は海外旅行需要が高まると見込む。現在、国際線で使用されている第3ターミナルと合わせて運用し、態勢を強化する。
 当面の間の運用時間は午前5時から午後1時半ごろまで。羽田発のロンドン、上海(虹橋)、香港などに向かう全日空の計5便を運航する予定。
 第2の国際線施設は3階が出発ロビーで、到着ロビーの2階からは同じフロアにある国内線の出発ロビーへスムーズに乗り継ぐことができる。一部の駐機場は時間帯によって国内線と国際線を使い分けられる「スイング運用」が可能だが、全日空によると再開後、当面は実施しないという。
 第2は現在、主に全日空の国内線を運航。再開後も日航はこれまで通り、国内線が第1で、国際線は第3を使用する。
 羽田空港第2ターミナルの国際線施設は、訪日外国人客や海外への旅行者の拡大など、国際線の増便を踏まえ、20年3月29日に開業した。約2週間運用したが、コロナの感染が世界的に広がり、航空需要が激減したことを受け、同年4月11日から閉鎖していた。

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