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7月の国内宿泊、コロナ以降最多 5282万人、訪日客が回復

 観光庁が31日公表した7月の宿泊旅行統計(1次速報)によると、国内のホテル・旅館に泊まった日本人と外国人は延べ5282万人だった。新型コロナウイルスの影響が出始めた2020年2月以降の最多を更新した。前年同月比は32・5%増、コロナ禍前の19年7月比では2・0%増だった。
 日本人は前年比7・8%増の4219万人。コロナの5類移行後、初めて夏休みを迎え、国内旅行が活発だった。外国人は15倍の1063万人。訪日客の回復が追い風だった。
 旅館やホテルなどの客室稼働率は57・8%。前年同月と比べ10・1ポイント高かった。
 一方、6月分の2次速報も公表。茨城、山口を除く45都道府県で前年から増えた。伸び率が最も大きかったのは東京の78・5%(802万人)。大阪63・8%(378万人)、福岡62・8%(156万人)、沖縄57・1%(226万人)と続いた。
 延べ宿泊者数は4533万人で、1次速報の4626万人から下方修正した。1次速報時点では、19年比で3年5カ月ぶりにプラスに転じたとしていたが、修正の結果、6月もマイナスだった。

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