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国内線、コロナ前の9割に回復 お盆、国際線は22年比2倍超

 航空各社は21日、お盆期間(10~20日)の利用状況を公表した。国内線の旅客数は2022年比1・15倍の385万8千人で、国際線は2・06倍の57万4千人だった。全日空と日航では、新型コロナウイルス禍前の19年と比べ、国内線が93%に回復。国際線は68%にとどまった。

お盆期間の交通機関利用状況
お盆期間の交通機関利用状況

 国内線の旅客数は全日空が157万6千人、日航が125万1千人。その他の航空会社を含め、おおむね1~2割程度増加した。国際線は全日空が23万8千人、日航が21万8千人で、欧州やハワイなどの路線が好調だった。特に中国線は両社とも22年の10倍以上の伸びとなった。
 JR旅客6社によると、お盆期間(10~17日)に新幹線と在来線特急などの主要線区を利用した人は22年比1・37倍の935万5千人。コロナ禍前の18年比84%だった。
 東日本、中日本、西日本、本州四国連絡の高速道路4社が公表したお盆期間(9~16日)の交通状況によると、10キロ以上の渋滞が22年比1・35倍の261回発生した。19年比では58%だった。

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