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コロナ制限なしの「乾杯」 札幌でビアガーデン始まる

 札幌の夏の風物詩「さっぽろ大通ビアガーデン」が21日、市中心部の大通公園で始まった。昨年は新型コロナウイルス対策で座席にアクリル板が設置され、利用も1組2時間までと制限されたが、今年はいずれも撤廃。会場では夕方前から観光客らがジョッキを片手に制限なしの「乾杯」を楽しんだ。8月16日まで。

ビアガーデンでジョッキを手に「乾杯」する山出宏二さん(右端)と職場の同僚=21日午後、札幌市
ビアガーデンでジョッキを手に「乾杯」する山出宏二さん(右端)と職場の同僚=21日午後、札幌市

 札幌管区気象台によると、この日の最高気温は28・6度。職場の同僚と計5人で訪れた北海道砂川市の公務員山出宏二さん(39)は「毎年楽しみだが、今年はコロナ明けで最高の盛り上がり。夏が来たと実感する」と満面の笑みを浮かべた。
 主催する札幌観光協会によると、東西約1キロに及ぶ会場は国内最大級。今年は1万席以上が設けられた。国内大手4社のほか、ドイツやイタリアなど世界各国のビールを味わえる。
 営業時間は正午~午後9時。昨年は約48万人が訪れ、約18万リットルのビールが消費された。新型コロナ禍前は例年100万人以上が訪れていた。

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