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テーマ : 函南町

細野豪志氏5区支部長就任へ了承 自民静岡県連、近く党本部上申

 自民党県連は29日の総務会で、衆院静岡5区支部長に細野豪志衆院議員(静岡5区)を選任する案を了承した。近く党本部に上申し、正式決定する見通し。細野氏は次期衆院選に党公認候補として臨む。早期の衆院解散・総選挙が取り沙汰される中、県内全8小選挙区で候補者の顔ぶれが固まった。

細野豪志氏と衆院静岡5区支部長を巡る動き
細野豪志氏と衆院静岡5区支部長を巡る動き
記者会見で衆院静岡5区支部長の選任について説明する城内実県連会長(右から2人目)=29日午後、静岡市葵区
記者会見で衆院静岡5区支部長の選任について説明する城内実県連会長(右から2人目)=29日午後、静岡市葵区
総務会後に記者団の取材に応じる細野豪志衆院議員=29日午後、静岡市葵区
総務会後に記者団の取材に応じる細野豪志衆院議員=29日午後、静岡市葵区
細野豪志氏と衆院静岡5区支部長を巡る動き
記者会見で衆院静岡5区支部長の選任について説明する城内実県連会長(右から2人目)=29日午後、静岡市葵区
総務会後に記者団の取材に応じる細野豪志衆院議員=29日午後、静岡市葵区

 静岡5区の支部長ポストは吉川赳衆院議員(比例東海)の離党に伴い1年近く空席状態が続いていた。支部長を代行してきた城内実県連会長(衆院静岡7区)は総務会後の記者会見で、「地元の市町支部と一体となり、次の衆院選に向けて団結して取り組んでほしい」と挙党態勢の構築に期待した。細野氏は「非自民で戦った期間が長く、普通であれば『開かない扉』を開けていただいた。非常に長く厳しい時間だった」と述べた。
 細野氏の静岡5区支部長就任を巡っては、旧民主党時代から長年にわたって対立してきた地元支部には根強い反発があった。県連は地元6市町支部と協議を重ね、細野氏も2022年参院選や今春の統一地方選で党公認候補の応援に奔走。この日までに5市町支部が容認し、協議中の御殿場市支部も反対しなかった。総務会で異論は出なかったという。
 細野氏は旧民主党で幹事長や環境相を歴任し、17年に小池百合子都知事らと希望の党を結成。その後無所属となり、19年に自民二階派に入会、21年衆院選後に自民入りした。
 細野氏はこの日、県連大会に初めて出席した。昨年も一部県議らが細野氏の出席を模索したが、県連内部の反発もあって実現しなかった。

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