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テーマ : 函南町

小中新1年生に天体カレンダー 月光天文台、函南町などに寄贈

 函南町桑原の月光天文台を運営する公益財団法人国際文化交友会は、教育機関や研究機関から学術的に高い評価を受けるカレンダー「太陽・月・星のこよみ」を同町、三島、伊豆の国両市の小中学校に4月に入学する約3千人に寄贈する。永石安明代表理事らが5日、同町役場を訪れ、仁科喜世志町長に目録を手渡した。

目録を手渡す永石代表理事(右から2人目)=函南町役場
目録を手渡す永石代表理事(右から2人目)=函南町役場

 同カレンダーは1976年創刊。月の満ち欠けや天体観測ガイドが記載され、天文ファンの人気も高い。2024年版は、はるか遠くの銀河から届く赤外線も見られる米航空宇宙局(NASA)のジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が捉えた天体画像を使っている。
 天文による青少年の情操教育の推進に向け、地域に根差した活動をしようと寄贈を決めた。各市町の教育委員会を通じて学校説明会や入学式で配布する。来年度以降も継続する意向で、永石代表理事は「天文学や天体に興味を持つきっかけにしてほしい」と話した。

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