子どもかつら用髪提供 延べ100人 大仁LC
伊豆の国市の大仁ライオンズクラブ(LC)が取り組む「ヘアドネーション事業」の協力者が1日、延べ100人に達した。病気などで苦しむ子どものかつら用に髪を提供した韮山南小2年の飯田弥夢(みゆ)さんは「喜んでもらえるとうれしい」と話した。
![延べ100人目の提供者となった飯田さん(中央)から髪を受け取る土屋さん(左)=函南町のカットハウス チョキチョキ](/news/images/n145/1444500/IP240401TAN900141000_O.jpg)
同LCは2020年から事業を開始。賛同する市周辺の美容院を通じ、小学生から高校生まで90人以上から髪の提供を受け、2度目の協力者もいるという。
函南町の理美容室「カットハウス チョキチョキ」で、3歳から伸ばした髪を切った飯田さんは手紙と共に寄付。受け取った同LCの土屋善博さん(83)は「同じ世代の子どものために何かしようという気持ちを大切にし、今後も事業を続けたい」と話した。