自転車で健康づくり 伊豆の国で講座 30~80代交流
東京五輪・パラリンピック自転車競技の本県開催のレガシー(遺産)継承に取り組む静岡サイクルスポーツコミッション推進協議会はこのほど、自転車を活用した健康づくり講座の第2回を開いた。県内の30~80代9人が交流の一環で伊豆の国市内、函南町内を通る約22キロのコースを自転車で走った。
![自転車で健康づくりに励む参加者=伊豆の国市内](/news/images/n136/1351505/IP231028TAN900106000_O.jpg)
参加者はEバイク(電動アシスト付き自転車)に乗り、自転車展示・試乗施設を展開するメリダジャパン(神奈川県)の社員の先導で、伊豆の国市の「メリダ・エックス・ベース」をスタートした。同市の守山西公園を訪れた後、函南町の道の駅伊豆ゲートウェイ函南を目指した。到着後、カフェで休憩しつつ会話を楽しみ、同市内へ戻った。
参加者は7月に開かれた同講座の初回で、据え置き型自転車トレーニング機器「ワットバイク」を使って現在の体力を測定し、年齢や身長、体重などを踏まえた約3カ月間の運動プログラムを作成した。専用アプリでトレーニングの状況を管理し、今回の講座までにどれだけ最大酸素摂取量が向上したか検証した。最大酸素摂取量は1ポイント上がると健康寿命が45日伸びると言われている。参加者の平均は2ポイント上昇で、最大で8ポイント上昇した人もいた。