災害情報の収集 協力に向け協定 函南町とアマ無線
函南町はこのほど、町ボランティアアマチュア無線クラブ(富田稚昭会長)とアマチュア無線局の運用に関する協定を町役場で結んだ。災害時の被災状況を迅速に把握するため情報収集の協力を得る。
![協定書を締結した仁科町長(左から2人目)と富田会長(同3人目)=函南町役場](/news/images/n129/1281868/IP230714TAN000026000_O.jpg)
同クラブは緊急時に備え、町役場にアンテナと無線機を設置している。これまでも土砂災害や地域の防災訓練で通信訓練を行ってきた。協定では、災害時に積極的に情報収集し、町に提供するよう明文化。安心して活動が行えるよう災害補償も規定した。
富田会長は緊急時に備え「近隣とのネットワークづくりに励んでいる」と報告。仁科喜世志町長は「町民の安心安全な暮らしを確保するため的確な情報が求められる。皆さんと一緒に対応したい」と依頼した。