あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : 函南町

静岡県議会定例会閉会 自民とふじ 統一選対応、県政課題に所感 

 静岡県議会最大会派の自民改革会議と第2会派のふじのくに県民クラブは21日、12月定例会の閉会に合わせて取材に応じ、2023年春の統一地方選に向けた対応や県政課題について所感を述べた。
 自民の良知淳行代表は記者会見で、県議選で候補者の擁立作業を加速する方針を示した。自民県連は現職と新人計37人を公認済み。新設選挙区や空白区の対応を問われ、「難航しているところもあるが、県民の生活を守るため、しっかりと候補者を立てていく」と述べた。
 中田次城政調会長は関連団体から要望を受けている県盛り土規制条例の見直しに関し、「来年5月施行の盛り土規制法との整合性を図りながら改正していく」と説明した。
 ふじのくにの佐野愛子会長は取材に「いろいろな課題が先送りされ、年を越す結果となった」と総括し、浜松市西区の新野球場建設や、ヴァンジ彫刻庭園美術館(長泉町)の県による譲渡運営などで議論が進展しなかったとの認識を示した。
 全員一致で採択された、函南町のメガソーラー計画の林地開発許可取り消しを求めた請願については「県の瑕疵(かし)の追及よりも、問題の再発防止に向け、大局的に見て法律や行政のひずみをただすべき」と自民との違いを強調した。

いい茶0
▶ 追っかけ通知メールを受信する

函南町の記事一覧

他の追っかけを読む