子どもの読書活動優秀実践団体 函南「夢ポケット」が大臣表彰
函南町立図書館を中心に活動するボランティアグループ「夢ポケット」の三田加代子さん(69)ら4人がこのほど、同町役場に仁科喜世志町長を訪ね、子どもの読書活動優秀実践団体として文部科学大臣表彰を受けたと報告した。
![受賞を報告する三田さん(右から3人目)ら=函南町役場](/news/images/n124/1236939/IP230502TAN000048000_O.jpg)
同グループは2003年、三田さんが幼稚園教諭時代の知人から読み聞かせを依頼され、音訳ボランティアの石井敏子さん(75)と設立。渡辺恵子さん(69)や中村敦子さん(61)を仲間に加え、同図書館や町内外の保育園や幼稚園で年20~30回の読み聞かせ活動をしている。音楽教室を開く中村さんが物語に合わせた効果音を付けたり、手遊びしたりする活動も好評という。
三田さんは「子どもから元気をもらって続けてきた。表彰を受け、また頑張りたい」と報告し、仁科町長は「子どもたちに夢を与えてくれた」と今後の活動に期待した。