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テーマ : 函南町

大人の一歩 若者堂々と 東部各地で「二十歳の集い」【三島/熱海/函南町/清水町】

 静岡県東部の市町で8日、「二十歳の集い」が開かれた。人生の節目を迎えた若者らが式典や関連イベントに臨み、一層の飛躍を誓った。

二十歳の誓いを述べる代表者=三島市民文化会館
二十歳の誓いを述べる代表者=三島市民文化会館
「感謝」と刻んだプレートを披露する丸山さん(右)=熱海市のMOA美術館能楽堂
「感謝」と刻んだプレートを披露する丸山さん(右)=熱海市のMOA美術館能楽堂
代表で20歳の決意を述べる出席者=函南町文化センター
代表で20歳の決意を述べる出席者=函南町文化センター
式典に臨む出席者=清水町地域交流センター
式典に臨む出席者=清水町地域交流センター
二十歳の誓いを述べる代表者=三島市民文化会館
「感謝」と刻んだプレートを披露する丸山さん(右)=熱海市のMOA美術館能楽堂
代表で20歳の決意を述べる出席者=函南町文化センター
式典に臨む出席者=清水町地域交流センター


三島 常に挑戦、努力 三島市は「二十歳を祝う式典」を市民文化会館で開いた。本年度に20歳を迎える対象者は1026人。
 二十歳の誓いでは、いずれも大学2年の上原大さん(20)と白井波音さん(20)が登壇した。大人としての自覚や支えてくれた人たちへの感謝を述べ、「常に挑戦し、努力し続ける」「周りの人に寄り添い、笑顔にできるよう努力する」と決意を語った。豊岡武士市長は「やればできる。悔いなく、困難も乗り越えて素晴らしい人生を送ってほしい」と激励した。

熱海 大相撲・熱海富士メッセージ上映 熱海市のMOA美術館能楽堂で開かれた「二十歳の集い」には150人が出席した。恒例の「二十歳の気持ちを表す熟語」には「感謝」が選ばれ、二文字を刻んだプレートが披露された。プレートは後日、熱海サンビーチ遊歩道に設置する。
 式典では、熱海中出身で昨年9月に二十歳になった大相撲十両の熱海富士(本名武井朔太郎、伊勢ケ浜部屋)のビデオメッセージが上映された。熱海富士は「夢に向かって頑張り、同い年のみんなで熱海を盛り上げていけたら」と語った。
 二十歳の集い運営スタッフ代表の丸山樺大[かんた]さんは「目標をもってこれからの人生を歩んでいきたい。同窓生の熱海富士に負けないように頑張りたい」と話した。

函南町 感謝の気持ち表現 時代の変化に対応 函南町は「はたちの集い」を町文化センターで開いた。本年度に20歳になる対象者は365人。
 高専5年の真野翔さん(20)と短大2年の小糸すみれさん(19)が「はたちの宣誓」を行い、「言葉と態度で感謝の気持ちを表現する」「時代の変化に対応し、自分に何ができるか考えて行動する」などと決意を新たにした。仁科喜世志町長は「若い活力、斬新で柔軟な発想力、地域を愛する思いを函南町の未来に注いでほしい」と期待を込めた。

清水町 役立つ社会人に 保護者向け配信 清水町は町地域交流センターで、中学校区ごと2回に分け式典を行った。会場内に入れない保護者ら向けに動画投稿サイトで生配信した。
 清水中学校区では関義弘町長が「この町での思い出や築いた関係、心のつながりを大切にしてほしい」と呼びかけた。芹沢宗丸さんと杉本琴音さんは「町の役に立てるような社会人に成長したい」と力強く誓った。
 町によると今年の対象者は311人。町職員がUIJターン促進のPR活動も行った。

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