来年度予算へ 12項目の要望 函南町会派「清風会」
函南町議会最大会派「清風会」(中野博会派長)は4日、2024年度予算編成に向け、生活道路や排水機場の早期整備、ふるさと納税の強化充実など12項目を仁科喜世志町長に要望した。
![要望書を渡す中野会派長ら=函南町役場](/news/images/n134/1330297/IP231004TAN900047000_O.jpg)
要望書では「コロナ禍の経済情勢や社会情勢から脱却した新たな町の発展を目指した町政運営へとかじを取ることが求められる」などとし、積極的かつスピード感ある主要施策の早期実現を要求。デジタル化の推進や子ども食堂の活動支援なども盛り込んだ。仁科町長は12日に予算編成方針を示す意向を伝え「V字回復できるよう実効性のある予算にしたい」と応じた。
生産、出荷資材や肥料の高騰に加え、今夏の記録的な暑さと雨不足で収益の減少が懸念される農家への支援策も合わせて求めた。