函南町制60年祝う 記念式典
函南町の町制施行60周年記念式典が29日、町文化センターで行われた。町内の各種団体の代表や区長ら関係者約200人が集い、節目の年を祝った。
間宮宮太鼓保存会の勇壮な演奏で幕開け。町の歴史を象徴する主な出来事や町内各地の過去の光景などで歴史を振り返る記念スライドショーも上映され、先人の功労や業績をたたえた。町内の合唱グループが函南讃歌を歌い上げ、お祝いムードを演出した。
同町は1963年4月1日に町制施行。当時約1万5千人だった人口は現在約3万7千人まで増えた。仁科喜世志町長は「20年、40年先を見据えた新生函南のスタートの年になる。住んで良し、訪れて良しの町になるよう努力を重ねていく」とあいさつした。
記念講演会では、鎌倉国宝館・半蔵門ミュージアムの山本勉館長が「かんなみ仏の里の仏像」と題して講演した。