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テーマ : 函南町

伊豆中央道と修善寺道路 料金徴収期限2057年3月 県議会建設委

 静岡県は5日の県議会建設委員会で、伊豆地域の有料道路、伊豆中央道と修善寺道路の新たな料金徴収期限を2057年3月8日とする方針を明らかにした。現行の23年10月2日から約33年5カ月延長する。
 利用者の利便性向上のため設ける自動料金収受システム(ETC)の導入時期は26年度を予定しているとした。山梨義之道路企画課長は「速やかに高速道路会社と県道路公社との間で基本計画の策定を進め、詳細な設計や工事を行う。一日も早い導入を目指す」と述べた。徴収期限延長の理由として、トンネル・橋りょうの大規模修繕が見込まれることや、無料化した場合に交通量が大幅に増加することを挙げた。
 地元住民向けの新たな料金割引制度については「対象や割引内容などいくつかの組み合わせがあり、実現可能性を確認しながら決めていきたい」と説明した。伊豆市、伊豆の国市、函南町で生活道路への流入対策にも取り組む。
 国道414号静浦バイパスの未整備区間有料化について、利用料金を普通自動車で200円とする方針も明らかにした。近接する伊豆中央道、修善寺道路と一体的な道路と位置付け、早期整備を促進する。有料道路とすることで整備期間を30年から15年短縮できるという。

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