函南メガソーラー 許可取り消しを請願 住民が県議長へ提出
函南町軽井沢の大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設計画に反対する住民グループ「丹那の自然と生命を守る会」は7日、県が行った林地開発許可の取り消しを求める請願を薮田宏行県議会議長に提出した。

県議会産業委員会の審査で許可済みの申請書の一部に誤りがあり、河川協議が不十分だったことが判明したと指摘。「計画の安全性が正しく判断されていない状態で事業者に許可が与えられ続けている現状に、住民は大きな苦痛を感じている」とした。
同会は6月にも開発許可の検証を求める請願を提出済み。塩崎敬子理事は「県の対応は事業者寄り。丹那の自然を守るには許可の取り消ししかない」と述べた。今回の請願は開会中の12月定例会で審査される。
最大会派自民改革会議のプロジェクトチームメンバーが同席した。