地元の産業や仕事理解 函南東中、事業所招き職業講座
函南町立東中で9日、職業講座が開かれた。町商工会の会員15事業所がブースを構え、仕事の内容ややりがいを紹介した。1年生約140人が地元の産業や働く人への理解を深めた。
生徒は金融機関や不動産、トリマーなどの事業所から希望する3ブースを回り、各職業の魅力や面白さについて説明を受けたり、体験したりした。同町で伊豆わさびミュージアムを運営する山本食品は、従業員が「ワサビをもっと面白く」を社訓としてワサビの魅力を伝えていると説明。すりおろす道具を変えながらワサビを試食してもらい、香りや辛さに違いがあることを伝えた。
地元の職業を知ることをテーマにしたキャリア教育の一環。生徒たちは将来について考える学習を進め、2年時の職場体験につなげる。