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テーマ : 新型コロナ・全国

「さっぽろ雪まつり」開幕 4年ぶり全面開催

 迫力ある大雪像で知られる「さっぽろ雪まつり」が4日、大通公園(札幌市中央区)など市内3会場で開幕した。今年で74回目で、3会場を使った全面開催は4年ぶり。11日までの期間中、大小約190基の雪像や氷像が来場者を楽しませる。

北海道の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」を楽しむ人たち=4日午前、札幌・大通公園
北海道の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」を楽しむ人たち=4日午前、札幌・大通公園

 大通公園の会場には、アイヌ民族を描いた人気漫画「ゴールデンカムイ」の高さ約12メートルの大雪像などが登場。飲食ブースも4年ぶりに設けられた。
 市民雪像のコーナーには、サッカーJリーグの北海道コンサドーレ札幌のマスコットキャラクターやスタジオジブリ作品の像も。京都市から帰省して父と訪れた会社員塚本紗菜さん(26)は「4年ぶりに来た。それぞれの大きさだけでなく、細かい部分もしっかり再現されていて圧巻」と喜んだ。
 雪まつりは1950年に始まり、例年は国内外から200万人以上が来訪する。2021年と22年は新型コロナウイルス感染拡大で中止となり、オンラインで代替イベントを実施。昨年は規模を縮小して開催した。

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