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テーマ : 新型コロナ・全国

インフル流行異例の長さ 鹿児島で警報レベル迫る

 厚生労働省は14日、全国約5千の定点医療機関から3~9日の1週間に報告されたインフルエンザの感染者数が計8193人で、1医療機関当たりの平均は1・66人だったと発表した。前週比1・32倍。厚労省によると、1医療機関当たりの感染者数が、7月に入っても流行の目安となる1人を下回らないのは異例。鹿児島が27・31人と突出して多く、警報レベルに迫る勢いだ。
 冬に流行するインフルエンザは例年春ごろに収束する。専門家は、新型コロナウイルス対策でここ数年のインフルエンザの感染者数も減少し、多くの人の免疫が低下したことが長引く流行の一因と指摘する。
 鹿児島に続いて1医療機関当たりの感染者数が多かったのは、長崎9・13人、宮崎8・83人、熊本5・53人と九州地方が目立つ。少なかったのは青森0人、福井0・03人など。1週間に全国で200校が学級閉鎖となった。

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