景況感4~6月、2期ぶりプラス コロナ禍落ち着き経済活発化
財務省と内閣府が13日発表した4~6月期の法人企業景気予測調査は、大企業の全産業の景況判断指数(BSI)がプラス2・7だった。新型コロナウイルス禍が落ち着いて経済活動が活発になったことを背景に、2022年10~12月期以来、2四半期ぶりに「上昇」が「下降」を上回った。
BSIは自社の景況感が前の四半期に比べ「上昇」したとみる企業の割合から「下降」したとみる企業の割合を差し引いた指数。
大企業のうち製造業はマイナス0・4で、3四半期連続のマイナスだったが、1~3月期のマイナス10・5から大幅に改善した。非製造業はプラス4・1で、1~3月期からプラス幅が拡大した。
中堅企業の全産業はプラス1・9、中小企業の全産業はマイナス6・6だった。