コロナ感染者、４週連続で増加 前週比１・１８倍
厚生労働省は２２日、全国約５千の定点医療機関から１１～１７日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は計２万５１１人で、１医療機関当たり４・１５人だったと発表した。前週比１・１８倍で、４週連続で増えた。
４０都道府県で前週より増加。都道府県別で１医療機関当たりの感染者が多かったのは山梨９・６３人、北海道９・３１人、長野８・４９人。少なかったのは沖縄２・０７人、大阪２・４９人、神奈川２・５０人など。全国約５００の医療機関に報告された新規入院患者数は１３２０人で、前週比０・８８倍だった。
厚労省は２２日に開催した感染症部会で、最新の抗体保有率のデータを公表。１１月に献血で残った血液を調べたところ５６・４％で、前回９月の５５・８％から、ほぼ横ばいだった。
また１１月２５日～１２月４日に採血され、民間検査機関で余った血液を使った調査の結果（速報値）は、感染によって得られる抗体の保有率が５６・３％、ワクチン接種の効果も合わせた保有率が９５・７％だった。
