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テーマ : 新型コロナ・全国

夏休みの海外旅行、半数「不安」 5類移行も慎重、民間調査

 調査会社インテージ(東京)が11日発表した夏休みの意識調査によると、半数が海外旅行に「不安」があると答えた。今夏に海外旅行を予定しているのは2・0%。昨夏(0・8%)より増えたが、新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に移行しても渡航に慎重な人が多いようだ。

海外旅行への意識
海外旅行への意識

 全国の15~79歳のモニターを対象にインターネットで6月26~28日にアンケートを実施。2513人から回答を得た。
 海外旅行に関し、27・7%が「不安がある」、23・2%は「やや不安がある」とした。「不安はない」は9・5%、「あまり不安はない」が11・1%だった。
 海外、国内旅行を計画する933人に対し、コロナ感染者が再拡大した場合に中止や日程変更などを検討するかどうかを尋ねたところ「検討する」は37・6%だった。同社の担当者は「新規感染者が全国的に増えており、一定の警戒感があるのではないか」と話している。
 また、今年の夏休みに準備している予算の平均額は前年比19・6%増の6万146円。自由回答では増やす理由として「コロナが5類になり心理的制限がなくなった」「3年間旅行を我慢していた」といった意見があった。一方「ガソリン代の上昇などでやむを得ず」など物価高を挙げる声も散見されたという。

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