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テーマ : 新型コロナ・全国

欧州新車4年ぶりプラス コロナ禍や半導体不足緩和

 【ブリュッセル共同】欧州自動車工業会が18日発表した2023年の欧州連合(EU)各国の新車登録台数は前年比13・9%増の1054万7716台だった。新型コロナウイルス禍や半導体不足が緩和し、4年ぶりのプラスとなった。
 一方、昨年12月は前年同月比3・3%減の86万7052台で、22年7月以来、17カ月ぶりのマイナス。前年同月が2桁増と好調だったことが要因とみられる。
 23年は主要国別ではフランスが前年比16・1%、イタリアが18・9%、スペインが16・7%といずれも2桁の伸びを記録。減少したのは27カ国中、3・4%減のハンガリーだけだった。域内最大市場のドイツは12月に前年同月比23・0%減と不調だったことが響き、年間の伸び率は7・3%にとどまった。
 メーカー別ではドイツ最大手フォルクスワーゲン(VW)が11・8%増の114万9741台。アウディなどを含むVWグループ全体では18・0%増の275万3053台となった。
 日本勢はトヨタ自動車が高級車ブランド「レクサス」を含め9・9%増の72万8727台。日産自動車が25・8%、マツダが34・4%、スズキが43・5%とそれぞれ2桁増加。三菱自動車が25・3%減、ホンダは17・7%減だった。

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