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東富士地権者団体、情報提供申し入れ 米軍オスプレイ屋久島沖墜落

 鹿児島県・屋久島沖の米軍オスプレイ事故を受け、同機が飛来する陸上自衛隊東富士演習場を抱える御殿場市、裾野市、小山町と地権者団体「東富士演習場地域農民再建連盟」は29日、防衛省南関東防衛局に対し事故の情報提供などを求める緊急の申し入れを行った。

米軍のCV22オスプレイが墜落したとみられる現場海域周辺を捜索するヘリコプターと海上保安庁の船舶=29日午後6時17分、鹿児島県・屋久島沖(共同通信社ヘリから)
米軍のCV22オスプレイが墜落したとみられる現場海域周辺を捜索するヘリコプターと海上保安庁の船舶=29日午後6時17分、鹿児島県・屋久島沖(共同通信社ヘリから)

 御殿場市の勝又正美市長が代表して、電話で申し入れた。同市などには米空軍横田基地所属のオスプレイ1機がレーダーから消えたとの情報が入ったものの、詳細な状況は把握できていないという。被害の確認と人命の救助、米軍に対する事故の事実確認と速やかな情報提供を求めた。
 勝又市長は搭乗員の安否を気遣った上で、「東富士演習場がある当市としても非常に心配な思い。市民の安全安心を守るために原因究明、再発防止策を徹底してもらいたい」と述べた。

 「安全運航徹底を」 焼津市長
 航空自衛隊静浜基地のある焼津市の中野弘道市長は29日、静岡新聞社の取材に「オスプレイのみならず、米軍、自衛隊、民間も含めて安全運航を徹底してほしい」と述べた。
 静浜基地には8月、陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイ1機が予防着陸した。

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