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小山町、ヘルメット購入に助成金 自転車用、町議会全員協議会で方針

 東京五輪・パラリンピック自転車競技ロードの舞台となり、レガシー(遺産)を継承したイベントも展開している小山町は2024年1月から、自転車用ヘルメットを購入した町民に補助金を交付する方針を発表した。14日の町議会全員協議会で説明した。
 ヘルメット購入費用の2分の1(上限2千円)を、着用者1人につき1個かつ1回限り助成する。ヘルメットはSGマーク、JCFマーク、CEマークなどが付いた安全基準に適合している商品を対象とする。申請者200人、事業費40万円を見込む。12月定例会に補正予算を上程する予定。
 町では全ての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化した4月の道交法改正の後、啓発活動を精力的に続けてきたが若年層を中心に未着用者が多い。担当者は「自転車の町を掲げ、利用者の安全確保は重要かつ急務。『補助があるなら買って使おう』と思ってもらい、着用率の向上につながれば」と話す。

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