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小山町須走に公営塾開設 民間と連携 子育て支援の一環

 小山町は21日、こども・子育て支援の一環として同町須走に公営塾を開設した。初日は小中学生16人が訪れ、最新のAIタブレットを用いた授業に臨んだ。

新たに開設された公営塾で学ぶ子どもたち=小山町須走
新たに開設された公営塾で学ぶ子どもたち=小山町須走

 公営塾は小学4年生から中学3年生が対象。町が学習塾などを全国展開する明光ネットワークジャパンと連携し、水曜日を除く平日の4日間に開く。小学生は算数、基礎学力の2テーマを、中学生は数学、英語の2科目を1週間に2コマ(1コマ80分)まで学ぶことができる。最新のAIタブレットが個別の学力や理解度に合わせて出題する。受講中は町の会計年度任用職員が見守る。
 人口減少が著しく、塾開設の要望の声が大きいという須走地区に設置した。同日現在、町内全域で61人が申し込んでいるという。北郷中1年の田中葵さんは「学校でタブレットを使っているから、タブレット授業の違和感は少ない。数学の苦手を克服できたらうれしい」と話した。

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