テーマ : 小山町

災害ボランティア 橋渡しの役割学ぶ 小山で対応研修会

 小山町社会福祉協議会はこのほど、災害ボランティア活動に関心のある町民らを対象にした災害対応研修会を町健康福祉会館で開いた。災害時は、被災者と災害ボランティアセンターとを橋渡しする役割が重要であることに理解を深めた。

災害時の活動やポイントについて学ぶ参加者ら=小山町健康福祉会館
災害時の活動やポイントについて学ぶ参加者ら=小山町健康福祉会館

 講演した富士市社会福祉協議会の加藤慎也さんは、災害時現場では困っていても声を上げられない被災者が多く、支援ニーズを捉えにくい現実があることを伝えた。その中で日ごろの人間関係を生かして地域のニーズを把握し、ボランティアセンターに届けてくれる存在の大切さに触れた。
 県社会福祉協議会の渡辺麻由さんは、災害派遣福祉チーム静岡DWATの活動を紹介。能登半島地震を受けて金沢市のスポーツセンターに開設された1・5次避難所で、同チームが陣頭指揮に当たっている状況を説明した。
 技術系災害ボランティアチーム「しぞ~か・まめっ隊」の千代幸嗣代表を講師に、水害支援で活用する資機材の使用方法も学んだ。

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